WEB検索の未来 AI検索「Perplexity」の本当の凄さ

チャットAIの「ChatGPT」がサンデージャポンのテレビ番組でも紹介されるなど、世間をにぎわせていますが、その陰でにわかにAI検索エンジンPerplexityがネット上でひそかに話題になっています。

 

news.yahoo.co.jp

 

いや、控えめに言ってもちょっとこれもっとすごいことなのでは?、「ある意味、ChatGPTのAI越え」ではなくて、「ある意味、Google検索越え」検索といえばGoogle一強。しかし、YahooからGoogleに検索の歴史が移ったように、これをひっくり変えるゲームチェンジャーになりうるかもしれない。

 

普通の使い方

例えばラフに例えば天気を聞いてみる。

日本語にも対応しており、ChatGPTのようにアカウントの登録やログインも不要。しかも、回答のスピードも圧倒的に早い。英語を結果が表示される場合は「~日本語で。」と最後に語尾をつけないといけないのがいまいちだけど。普通の検索エンジンのように普通に結果返してくれる。ポイントは概要を文章で回答してくれて、ソースが表示されてリンクも貼られること。クリックすれば、ソースページに飛んでいける。これって普通に検索エンジン。しかも、だらだらソースも出てこない。

 

ちなみにChatGPTの結果は下記。このAI知識は2021年末(2023年2月現在)なんで、当然わからないとのご回答。

さらにおすすめのラーメン屋さんを聞いてみる。いや、もう雰囲気は完璧な検索エンジンじゃん。

ただ、ソースはあるとは言え、福岡に住んでないので、上記の情報が正しいかわからない。なので、答えが分かってるものを聞いてみる。

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ネタ的な質問もそれなりに

ただの検索だけでなく、例えば下記のような半分ネタ的な質問もそれなりに回答してくれる。

いや、意外とちゃんと答えてくれてない?

 

Google先生

ちなみにGoogle先生、見慣れた結果。いや、そりゃ先生ですから、こっちのほうがわかりやすいんですけどね。長らく検索のトップを走り続けており、投資している額も全然違うので、比べるほうが酷ですが。

 

ただ、ようやくここにきて、検索の考え方を大きく変える技術が出てきたのは事実。しかし、YahooからGoogleへ覇権が移った時の状況が異なるのが、Googleも脅威と感じていること。Googleが一強が続くのか、あらたなゲームチェンジャーが数十年ぶりに登場するのか。

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